40万人の来場者を誇る「まつりつくば」と連携
つくば市が誇る地元最大規模の祭典「まつりつくば」。
なんと来場者数40万人にものぼる巨大イベントだ。
その地元の「まつりつくば」に筑波大学アスレチックデパートメントが「全面連携」を果たした。
硬式野球、男女ハンドボール、男女バレーボールのメンバーが総動員でユニフォームに身をまとい、祭りのメインとなる「ねぶた」を牽引する役割を担ったのだ。
ホームゲームを伝える2000枚の「うちわ」を制作
さらにアスレチックデパートメントは9月に控えた筑波大学の硬式野球と男子バスケットボールの 「ホームゲームの開催」を伝える特別な「うちわ」を2000枚制作。
会場で選手たちが一体となって配布することで、市民が選手と直接触れ合いながら すぐにでもバスツアーや観戦に申し込みができる形にした。
そしてこのうちわも学内の芸術専門学群生と共に「学生の手によって」デザイン、製作されたものだという。
筑波大学アスレチックデパートメントは学内の資産との連携を常に図っている。
大学スポーツが地元の祭りで「地域と一つになる。」
筑波大学が見据える未来は大学スポーツを通じた「人材開発」と大学が主催する「ホームゲームの開催」だ。
大学に入りスポーツに関わることで得られる特別な成長を促進し、人材を社会に輩出し、 大学と地域の中に「新たなコミュニティ」を生み出していく。
副アスレチックディレクターの山田晋三氏は以下のようにコメント。
「つくば市最大のお祭りである「まつりつくば」のねぶたパレードに曳手や跳人として参加させていただき誠にありがとうございました。今年は大幅に参加者が増え、約300名の筑波大学の学生アスリートのみならず、筑波大学に合宿に来ていたカナダからの女子学生アスリートも参加させてもらいました。
このような機会を作って頂けたつくば青年会議所の皆様に心から感謝したい思います。これからも筑波大学アスレチックデパートメントは、つくば市や地域とのつながりを大切にして、スポーツ活動の地域活性およびスポーツを通じた人材育成に励んでいきたいと思います。Go Tsukuba!」
大学スポーツの新たな未来へ
大学のスポーツがやらなければならないこと。
大学のスポーツだからこそできること。
筑波大学アスレチックデパートメントは学内のみならず、地元「つくば市」と新たな連携を創り始めた。
将来、大学のスポーツはどのようにあるべきか。
次世代の学校のスポーツはどのようにあるべきか。
筑波大学はその未来の提示に動き始めている。