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執筆者の写真Tsukuba owls

チームスタッフのトレーニング指導スキルアップのための特別プログラムを開催!

2021年4月20日より、筑波大学アスレチックデパートメントが主催する「S&Cコーチ養成プログラム(全10回)」をスタートしました。



筑波大学内の運動部で活動する院生トレーナー・コーチ・学生スタッフ等を対象に、大学内計14部活のS&Cサポートを統括する 川谷響ストレングス&コンディショニングコーチ(S&Cコーチ)が、レクチャー及び実践スキルを養成するためのセッションを担当しています。


昨年度より筑波大学アスレチックデパートメントより、派遣希望のあった14チームにS&Cコーチを派遣、非常に高い評価をいただきました。合わせて各チームからは「S&Cコーチの指導スキルを、学生トレーナーにも教えて欲しい」という要望が上がったことをもとに、本プログラムの企画が始動しました。


5ヶ月間に渡るプログラムを通じて受講する学生が、理論によって裏付けられたストレングス&コンディショニングの知識と実践力を体型的に習得して、トレーニング指導を幅広いアプローチができるようになることを目指しています。



”プログラムをきっかけにトレーナーの道に進みたい”


伊達摩紘さん(体育学学位プログラム(博士前期) 1年)



—このプログラムに参加した理由

伊達:きっかけは友人に誘ってもらったことです。将来スポーツトレーナーになりたいと思っているのですが、去年まで自分は選手として競技をしていました。そのためトレーニング指導に関する専門的な知識は足りていないのが現状です。まずは一歩として、このプログラムを通して徐々に知識を身につけたいと思い、参加を決めました。


—実際参加してみて

伊達:コロナ禍のため対面授業が少ないので、一方的なオンライン授業だと理解が難しい部分が正直あります。ですが、このプログラムは対面で学べるので、競技経験を活かし、自分で身体を動かして感じながらインプットできているのですごく勉強になってます。


—このプログラムを通して将来どんなトレーナーになりたいですか?

伊達:自分はトレーナー指導のプログラムに参加するのは初めてなので、まだ色々覚えることがたくさんあります。このプログラムをきっかけに、自分が興味ある専門性の部分を深めていきたいと思っています。



”自分の競技だけでなく幅広い知識を求めて”


古賀大樹さん(水泳部競泳部門コーチ 大学院生(博士後期))



—このプログラムに参加した理由

古賀:トレーニングを専門とした研究室に所属しておらず、トレーニング指導に特化した先生のとこで習った経験がありませんでした。専門性の高いトレーニング指導者から指導いただきたかったので参加しました。


—実際に参加してみて

古賀:競泳競技に特化した知識しか付いていなかったので、参加する前に川谷さんにはトレーニングというものを体系的に教えて欲しいという風にお願いしていました。プログラムの内容は、基礎の基礎の部分なので僕が知りたかった知識をいただけていて個人的にはすごく深みが出たなと思います。


—プログラムを通して将来どんな指導者になりたいですか?

古賀:医者でもなければ国家資格の理学療法士でもATの資格もないので、自分の知識の幅はこのプログラムを通して大きく広がっていくと思います。そして色々な人と連携してアスリートを強められるような組織を作る側になりたいなと思います。



”選手の方からもトレーニングでみんなを引っ張る存在に”


山田郁也さん(男子ハンドボール部所属・医学群医学類 4年)


—このプログラムに参加した理由

山田:ハンド部では川谷さんにトレーニングの指導して頂いています。ですが、今年からトレーナーの方だけでなく選手の方からもトレーニングに関して、「もっとみんなを引っ張る存在を作ろう!」というチーム全体の方針のため、ハンド部の選手2人でプログラムを受講することを決めました。


—選手という立場で参加してみて

山田:もともと教えてもらっていて改めて学んだこともあれば、新しく今日学んだこともあったので有意義な機会だったなと思います


—プログラムを通して将来どんなプレイヤーになりたいですか?

山田:ここまでアカデミックにやっているのは筑波大学の特徴だと思います。トレーニングで筋肉を大きくするだけでなく、その中にプレーでしなやかさを出すための柔軟性を兼ね備えたプレイヤーになりたいです。



川谷 響(S&Cコーチ)
筑波大学院体育学専攻(内科スポーツ医学)修了。
2019年に筑波大学男子ハンドボール部のS&Cコーチとして、日本インカレ優勝に貢献。現在は、株式会社ORIGINESS代表取締役としてマンマビレッジ代表パーソナルトレーナーを努めながら、大学内計14部活のS&Cサポートを統括している。
YouTubeで累計80万再生を突破している筑波大学ADトレーニングプログラム「筑トレ」を監修している。

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